2011.10.21 三國志11の親愛設定

 夏ごろに突然思い立って遊んでいたシミュレーションゲームの三國志11では、各武将に好きな武将・嫌いな武将が設定されており、仲がよい人を組み合わせると様々な局面でゲーム的に有利になったり助け合えたりする。しかしこれが、相互に仲が良い・悪いだけではなく、一方通行もありなところがおもしろい。三國志シリーズの過去バージョンはプレイしたことがあったが、近年は自由に使えるプレイ環境がなかったので、疎遠になっていた。それが今さらながらに興味を持ったきっかけの一つとして、司馬炎から諸葛靚に一方通行の親愛が設定されていると知り、これは! と思ったというのがある。笑

 で(゜ω゜)

 改めて気付いたけど司馬昭から親愛されているのは、兄上以外は、陳泰だけなんですよ。エエーあの色んな人と絡んでいそうな司馬昭なのに、それなのに! にわか陳泰ファンかつ司馬昭×陳泰ファンとしては「エッまさかの両思い? あの人やこの人を差し置いて? いいんですか!!?」みたいな気持ち。

 逆に司馬昭を親愛しているのは、上記二人プラス賈充である。あれ? 賈充って片思いなのか。まあそれはそれで素敵である。賈充は司馬家のためなら際どいこともできて、必要以上に悪人にみえているといい、実際ちょっと性格に問題あってもいい。しかし司馬昭にとってはあくまで腹心であって友達ではないのだ。三國志11の賈充の顔がかなり好みだが、魅力10(※注:最大100)というパラメータが悲惨すぎる。魅力って容姿のことじゃないだろうけど、それにしてもひどい。新武将で賈南風を作り、父娘で一緒に計略活動に励む日々である。

 脱線するが、賈充といえば、高貴郷公事件に絡む司馬昭と陳泰のやりとり『漢晋春秋』バージョンで、陳泰が「賈充」を処刑すべき、と提案するのに対し司馬昭は「公閭」は殺せない、と字で呼ぶ対比がとても良い。そして都合よく賈充を庇いつつも「でもおまえどうにかしてくれるだろ」って陳泰に頼る司馬昭。陳泰はある意味、頼られキャラだろうか。頼られるといっても、下から見上げられて頼られるのではなく、常に上の人に「君ならなんとかできる」と頼られる系の、指揮官キャラでありつつその実、参謀体質よね。部下絡みは運も悪いし、自分がトップに立つのはほんとうは得意じゃないのかもしれない。

 話を戻して三國志11の親愛・嫌悪システムだが、荀顗陳泰の片思い親愛も気になるところである。親戚だし、元は仲良かったのが、選んだ道の違いで決別してしまった、しかし荀顗としては決別後も、思い続けていたということだろうか。といっても陳泰は決別の直後にお亡くなりであるため、決別後の世界にそもそも陳泰のほうは存在しなくってしまい、自動的に片思いの感もある。

 ゲームの荀顗はバリバリの文官パラメータなのだが、諸葛誕軍の後方都市群の都督を長年お勤めだった。なんだか敵がものすごい勢いで流言を仕掛けてくるなるべく頭脳派で固めようしかし人数不足なので後方都市太守に智将を割くことはできない結果、か弱そうな人ばっかりに。

 そして陸抗は唯一の親愛設定が、敵の羊祜だったりする。いいんだけど……いいんだけど寂しい人よな(*´∀`)

 しかしそこはゲームだから羊祜とも味方になれちゃうため、普通に一緒に出陣して活躍。さらに私の主観により、朱異と吾彦とも追加で親愛設定にしてある。孫晧とも(陸抗の)片思い親愛でもいいかもしれない。君主と親愛関係になるとゲーム的に有利になってしまうので微妙なのだが、そもそも仮想シナリオでしかプレイしないから孫晧が君主になることは、まずないのだった……

 その孫晧は、特にファザコンにしたかったので、父上を親愛させてある。ゲームの世界では孫和様も元気に生きているから、なんか違うけど。実の兄弟で両思いな人(司馬師と司馬昭など)もいるんだから、父を親愛したってよかろう! 自作武将の二陸はもちろん両思いにしてある。

 が。ゲーム的には、相互親愛より義兄弟の方が、愛のレベルが上なのである。義兄弟・夫婦>親愛>親戚>設定なし>嫌悪 みたいな感じかな?

 まあ、親愛関係はあくまでお友達ってことで、桃園の誓い的な意味での義兄弟に劣るのはやむを得ないが、二陸の桃園ブラザースに勝るとも劣らない絆を表現するには、どうしたらいいんですか! なぜか孫策と周瑜が義兄弟だったりするから、とにかく最強の絆だ、という場合には義兄弟となるのかもしれないが、実の兄弟だから義兄弟にはなれないという罠が!( ゜д゜)

 夫婦が自動的に愛しあっているというのも、惜しい仕様である。冷戦政略結婚カップリングができないじゃないかー。

 その他、父方の親戚が(母方もだろうか?)どんなに遠縁であっても、特に嫌悪関係でない限りは問答無用で一般より親しい扱いなため、誰? という人が馴れ馴れしくしてきたり、援護してきたりする上に、当然ながら孫峻・孫綝なども普通に孫氏一族扱いだからちょっと可笑しい。