小説と病

 某さんのブログの、羊祜と陸抗のお揃いの持病は「胃潰瘍」説に爆笑。

 うん……でも胃潰瘍といっても悪化すれば血も吐けるよ! これで周瑜にも諸葛亮にも敗けまいぞ! よかったね!(よくない)

 総じてこの話(羊祜「陸将軍はお元気かな?」使者「病気で臥せっておられます」羊祜「それは自分と同じ持病に違いない! 自分用に薬を作ったがまだ飲んでいないしそちらのほうが病が重いようだから贈ろう!」from 演義その他複合)から推測できるまじめ(?)な結論は よーこさんはうそがへた ってことではないかと思う次第。(+陸抗は使者はちゃんと人を選ぶように!)

 お薬調合はさすがに羊祜が自分でやっているわけではないと思うけど(陳寿が下女に薬を作らせていたら、喪中だったので酷い目にあった話とかあるし、家庭でお薬作るのは普通の行為なのか?)、自分で作ってたらかわいい……

 私も、創作にあたって陸抗の病気は何だったのかなーと考えていたのだけど、「血吐くと(演義の)周瑜と被るしな」「頭痛は曹操と被るしな」とか着々とそんな理由で却下されていったという。そしてそれを思ったとき、北方三国志において病死した主要人物が全員違う病気である事実に感動した……

2007.05.13