2014年2月 Twitter備忘録
陸抗の、病身をおして健闘していた、みたいなキャライメージは羊祜との逸話のせいなのか? と思っていたけど、最後の上奏文の前にある「疾病」は「やまい疾なり」病が重くなる、という意味なのか……つまり、その前から病気ではあった。よくみると「病気が重くなったとき」となっているのね。
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 4
荀氏博士なフォロワさんに教えて貰ったけど鍵アカなのでRT代わりのメモ。荀顗の生没年は205〜274年、『真誥』に記述があるそう。70歳没。 http://t.co/bxG8C8SPyY (P580に訳)
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 4
陳泰が自害したのは、思い立ったら行動せずにいられない性格のせいかな。その場で絶望したとしても、帰って、そこで一旦頭を冷やせば何か道が見えたりはしなかったかな。
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 5
子孫が願い出る→帝が許可する→会議して諡が決められる→公式行事として贈られる という感じなのか。陸遜のケースの場合、子孫が願い出たが許されなかったのか、そもそも願い出ないのをいいことにスルーされてたのか……
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 10
陸抗ってそんなにとても人気があるってわけでもないけれども「この人すごい人なんですよこんなに強いんですよ!!!!」っていうタイプの、信者が根強くいるイメージ。で、他の人のファンに「陸抗とかそんな大したことないだろ」と逆恨みされるという
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 12
今まで見た中で一番感銘を受けた賞賛は「西陵の戦いは戦争の芸術です」ってコメントかな。確かに私も西陵戦(歩闡の乱)の記述がなければ陸抗にハマることはなかっただろうけど、芸術かどうかはそのジャンルに明るくないからわかりませぬ
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 12
そういや某先生の論で、世説の父祖の諱ネタのあれが鍾会が司馬昭と自分を対等に思っている根拠に用いられていたりしたけど、学術的にああいうのは公式扱いしていいものだったのか。じゃあ、ファンの妄想としては公式中の公式だね@σωσ@
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 14
陳泰の子孫がフェードアウトしている一方で、陳諶(陳紀の弟)の子孫は栄えているみたいな話も切ないね。やはり陳泰個人は表向き功臣扱いだが裏では「司馬氏を裏切った」と思われていて、冷遇されたのであろうか……
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 15
まあ、因果関係があるのかどうかはわからないが、本人の正義を貫くあまり子孫の名声まで犠牲になってしまいました、ということになると、正直かなり不孝なわけで。それでも陳羣さんならあの世で「よくやったよ」と思ってくれるだろうか。
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 15
諱を言ってはいけないというが諸葛瑾と周瑜が会話する場合どうするのか
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 17
権限などを辞退するのが美徳(?)って、日本文化にも似ているな。何度も何度も何度も辞退→部下など「いやいや貴方こそ相応しい」と後押し→仕方なさそうに受ける……とか帝が「じゃもうあげない!」ってなったらどうするのか
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 18
特権の中でも「参内するとき小走りに走らなくていい権利」だかなんだかがツボ。その権利をもらってない普通の人はみんな小走りに走ってくるのかと思うと……U・x・U
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 18
晋書宣帝紀の訳が載っているらしいときいて、正史三国志英傑伝なる本を借りてきたんだけど、ぱらぱら見ただけで解説にアンチ司馬氏っぽいオーラを感じてめげそう
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 20
吾彦の最終官職らしき「大長秋」というのをググったら宦官とあって、これは一体……。晋書には「皇后卿也」とあるけど
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 20
蔡琰のあざなって本当は「昭姫」なのか。とすると創作などでそちらが使われない(ような気がする)のは何故だろう。
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 22
司馬懿のクーデターの前夜に、司馬師は平然と寝ていたのに司馬昭は全然安眠できなかった(そしてその様子を父上にスパイされてた)話がとてもかわいい。(計画が司馬昭には直前まで告げられていなかったため……だけど、そもそもの性格の違いもあると)
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 23
仲思たんは炎ちゃんによくもまああんなにズバズバ言い返したよね@σωσ@ 仮にも帝相手に、しかも炎ちゃん本人が父上殺したわけでもないのにだ。だけどそこで逆ギレするでもなく恥じて反省してくれる炎ちゃんは、単に本気で天然なだけのいい子だよ……
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 23
子上さんハーレムについては……君主ポジションの人って、臣下に「その人に寵愛された」って話が賞賛ネタとして大量発生するからね……孫権とかもかなりハーレムだよね……(だが我らが君主孫晧たんについては何も言うまいU・x・U)
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 24
一般的な君主相当の人に寵愛された→立派な人物エピソード 孫晧たんに寵愛された→諂ってる佞臣エピソード みたいな扱いだからね♡・x・♡
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 24
司馬昭と陳泰の高貴郷公事件の逸話、陳泰が自害するパターンを熱く推しているのはその結末ゆえもあるけど、思いがけない事件に狼狽する司馬昭と、懸命に司馬昭の無実を述べる陳泰、が好きって理由がかなりある。つまり、司馬昭は帝を討って良しという判断には関わっておらず、陳泰もそれを知っている。
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 25
陳泰が司馬昭を庇っているのは、むしろ好きだからじゃなく、司馬昭が正しいと思っているから。誰かに無実の罪を押し付けるような器用な人ではない。本気で「賈充の罪である、あなたの罪じゃない」と思っている。ついでに言えばその賈充に対しても、公憤以上の感情はない。そんな玄伯ちゃんください!!
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 25
司馬昭は陳泰に何と答えてほしかったのか、そもそも何故訊いたのか、このバージョンだと特に陳泰がストライキしたわけでもなく、ただ親密な相手だからって感じで相談した結果、まさかの死に追いやってしまったという、この……悪気なく人を傷つけちゃうところは流石炎ちゃんの父といえよう( ゜д゜)
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 25
陳泰がひとり抗議して参内しなかったバージョンも好き@´σωσ`@ ここで陳泰を説得して連れ出した子弟内外って息子なども含まれるのかな。ここで従わないと一族存亡の危機なんですよ、義にとらわれている場合じゃないでしょう、って感じで、一族の間でも浮いていたわけだよね。うわあ……。
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 25
某先生の『図解雑学 三国志』(キャッチコピー「絵と文章でわかりやすい!」)って本で、心底、図解の必要性……?U・x・U って思ったページのことを唐突に思い出し pic.twitter.com/RFGDY7ReYC
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 26
今見直してたら某本は思いっきり陸遜が流罪にされたことになっている。ちくまの訳でもそうなっている。最近この論争をみないけれど、区切り間違いによる誤訳でしたってことで片付いているのだろうか?
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 26
コーエーのゲームの全員登場架空シナリオで、陳泰が曹氏勢力に配属されていたときの、私の気持ち……U;x;U(司馬氏勢力は別にある)
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 26
天然でやらかしちゃってやり返されるのが炎ちゃんで、内輪ノリでふざけてやらかしちゃってやり返されるのが司馬昭……?(世説のキャラの話@σωσ@)
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 27
東洋文庫の世説新語(ほぼ積読)、鍾会が著書を批判されるのが怖くなり投げ込んで去った話の解説に「察するところ、鍾会がまだ若く可愛げのあった時期の出来事であろう。」ってあって思わずリアルに噴いた
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 27
諸葛靚が呉滅亡まで独身を貫くとすれば、呉に染まりたくない、って理由もいいかな。一族の生き残りの身で独身ってのも微妙だから、単に男子が長年生まれなかったのかとは思うけど。孫晧と縁戚関係になってたりしなかなーとも思うが、諸葛靚は反乱する確率も低いしそこまで繋いでおく必要がないかしら。
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 28
諸葛靚の呉に対する感情。創作的には、第二の自国ながらも屈折している。魏の人である誇りゆえ、仕えながらも距離を置いて下に見ていた、けれど長年のうちには、馴染んでもくる。その複雑な愛憎が最後には、国とともに死ぬ道ではなく、無骨にも最後まで将としての責任を果たそうと足掻く道を選ばせた。
— 羊子 (@htjk) 2014, 2月 28