2014年4月 Twitter備忘録
荀彧は、曹操を押し上げようとする人たちに対して、君子は人を愛するのに徳をもってするものだ(礼記の言葉らしい)と言って反対した。王祥は、司馬昭を押し上げようとする人たちに対して、君子は人を愛するのに礼をもってするものだ、と言って反対した。曹操は荀彧を疑ったが、司馬昭は王祥を褒めた。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 3
しじょーさんは、東関の役の敗戦は誰の責任だろうか、と問うたところ、司馬の王儀が総司令官の責任です、と答えたので、怒って斬りました。……なんか珍しく(主観)過激だね。真相は謎だが本当のこと言われてキレて斬ったとなると弁護のしようがありませんね@σωσ@
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 3
子上さんのダーティーな話は見つける度に(といっても、そもそもそんなに見つけてないけど)胃が痛い。頼むから、ふんわりした物わかりのいい名君でいてよ。実際の真実などはどうでもいい、記録の上で、「そんなこと書いてないでしょ」ってアンチに心の中で反論したいだけなんだ。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 3
陳泰は、精神的な意味での血まみれ泥まみれの執念だとか、汚れ仕事と縁がない印象(武官キャリアも長いから、現実には屍が傍らにあるはずなのに)。司馬昭の清らかさが周囲の尽力で守られているとして、陳泰のそれは天然で、なぜか血の傍らにあっても汚れないという、そこには温度差がある。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 4
陳泰は、その穢れなさを保ったまままっすぐにどんどん突き進んで、最後に突然、自分自身の血に塗れて世を去っていく。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 4
陳泰が司馬昭に進言した内容は、単に「賈充を斬れ」じゃなくて「賈充を斬ってあなたの潔白を証明してください」だからね。ここ重要だから略さないでほしいのだよ……。@σωσ@
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 4
先日中華アマゾンでポチった三国志集解の標点本が届いた。これは良い……句読点があるだけでも突然わかったような気になるよ……前に挫折した陳泰のとこ読んでくる(゜ω゜)
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 4
そして知っていて地雷を踏むのですけど 荀顗は司馬氏に阿っているが、自分は魏王朝に忠実だと言ったのである、的なことが、うむ。忠誠心を否定するわけではないが……
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 4
そしてその魏の忠臣説とは逆に、こんなに三代に渡って司馬氏の犬だったのに、そんなこと言うわけないでしょ・だからこの逸話自体は嘘だよ! って説も載っており(語弊)この遠大なジレンマ……
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 4
事件の名称といえば、西陵の戦いっていうのも、私は「歩闡の乱」にしたいんだけどな。戦場が西陵だけじゃないところが魅力だし、歩闡の知名度アップ的にも@σωσ@ 晋書だったか三国志だったかでは「歩闡の役」って言ってた気もする。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 4
呉クラスタによる平呉戦を「太康の役」と言おうキャンペーン@σωσ@
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 4
司馬昭は転んでもただでは起きないっていうか、問題が起きてしまったら、それを解決するのみならず、元よりもプラスになる方向に持って行く印象。でもそのわりに貪欲さが感じられなくて、解決したら自然にこうなっちゃった♡みたいな うっ天然あざとい
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 4
【何晏婦服】(かあんふふく)三国・魏の何晏が婦人の服を着るのを好み、それが家を滅ぼす不吉な行為であったという故事。『中国故事成語大辞典』より
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 5
「胡三省曰:(中略)然悌之志節,亦可憐也」←思わず「かれん」って読んだ♡@σωσ@ 張悌持ち上げとは気が合わないわーー……またこの人だし
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 5
真偽はともかく曹髦ちゃんの葬儀が粗末だった逸話と、陳泰の葬儀がちゃんと立派に行われたらしいことを対比すると、薄暗いときめきに襲われる。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 9
辛憲英さんの憲英が字だということをはじめて知った。でも字だけでもいいから判明しているのは素晴らしいね……@´σωσ`@
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 11
PCを買いに行った炎ちゃん:何かよくわからない細かいところに難癖をつけて、PC音痴と見せかけて実はそうでもない羊祜が懇切丁寧に説明するも、完全にスルーして、もうやめた!! って帰ってから「やはりあれはこうだった。わかったぞ!」とか言って皆さんを買いに戻らせる。悪意はない。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 12
陸抗がいなくなってしまったから呉が滅びたんですよね!!(陸機先生によるステマ)
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 12
子上さんは妹属性かつ受け属性な精神構造なんだけど、特に本人の自覚はないから、玄伯ちゃんや士季ちゃんに対してはお姉さま的攻めキャラでいようとするから最終的に破綻するんだよ……矛盾がない。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 16
司馬昭と陳泰の某逸話は、司馬昭がそれ以上言わず黙ってしまって、陳泰もそれ以上言わず黙って命を絶ってしまって、結局、双方に「私が正しいのだから私についてこい」って気概が足りなかったと思うと
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 16
帰って自害パターンについては、ここで子上さんに「帰すものか」という気概があれば違ったな。張悌の腕を放してしまった仲思たんと同じで、押しが弱い! そこがいいんだけど@σωσ@
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 17
司馬昭も諸葛靚も、理は自分にある(と思いたい)のだが、「と思いたい」くらいの後ろめたさがあって、真っ向から否定されると反論できない、痛いところがあったのかも。でも諸葛靚は、正しかったよ。司馬昭も私は正しかったと思う。陳泰の志は美しいけれど理想論。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 17
「私は兄上の代替品」という無自覚のコンプレックスに支配されている子上さん。ハーレム(仮)の人たちも、兄上の愛犬愛猫を譲りうけました感だったり……たとえ皆に囲まれて愛されても、真に自分を見ている、自分を愛しているのではないのだ、と防御する感覚になりそう。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 17
孫綝は司馬昭とは違い、野心ぎらぎらしているように見えるけど、それでも突然すべてを手にしてしまったことにはかわりないんだよな、それもかなり年若くしてそうなってしまった。前任者の「代替品」と見られないために虚勢を張ったが、その方向性を誤ってダメな独裁者になってしまったのかも
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 17
朱異はそんな内心を本当は察知していて、けど自分自身ツンデレ不器用だから巧く言ってあげられなかったのかもしれない、孫綝としても、本心から朱異が憎かったわけでもなんでもないのに、「なんとかしなければ」と焦って様々にすれ違った結果として感情的に殺してしまうことになったのかもしれない。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 17
朱異はそんな内心を本当は察知していて、けど自分自身ツンデレ不器用だから巧く言ってあげられなかったのかもしれない、孫綝としても、本心から朱異が憎かったわけでもなんでもないのに、「なんとかしなければ」と焦って様々にすれ違った結果として感情的に殺してしまうことになったのかもしれない。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 17
それなのに、なぜ陳泰が司馬昭を非難したかのように取られてしまうのか……。単に、世間のアンチ司馬氏の流れに巻き込まれただけではないのか。叩き役がほしかったんでしょう。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 18
司馬昭は、後世勝手にキャラ付けされるほどダーティーでもなかったけれども、といって陳泰が思うほど清らかでもなかったのかもしれない。という前提で、あくまで清らかなんだと信じて疑わない、それを命がけで押しつけちゃうところがかわいいね! と思うし、まあでもそれフラれるよね! とも思う。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 18
といって別に司馬昭はフったつもりじゃなかった、まさかそれで死なれると思わないし。自分の価値観に基づいて、相手を自分の理想の姿に改変して見ていた、これはむしろお互いにそうだよね。間近にお互いを見つめていながら、本当には見えていなかったのだ。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 18
昭泰をしじょーさん視点で結果的にみれば、公の理想と幸福のために、相手個人の命を犠牲にしたCPなのだね……。どちらかといえば決別したというふうにもとらえていたけれど、思えば決してそうではないよ……。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 18
それにしても陳泰の、結構ひとたびならず思いついた妙案を実行しようとしては失敗するのがかわいくて仕方ないよ……この溢れる職務への情熱!(成功するときもあるよ! そして司馬昭に褒められるよ!)
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 20
たとえ失敗しても子元様が庇ってくれるよ@σωσ@ 恩義を感じていて、亡くなってからも子上さんとの私的な場で憧れのように思い出を語っては、元より「自分は兄上の代用品」という被害妄想を抱く子上さんをモヤっとさせればいいけれども、子上さん本人が一番の兄上ファンだからより複雑なことに。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 20
鍾繇を本物そっくりに描けるほどに記憶している荀勖って生年いつなのだろう?(真面目につっこんではいけないところなのかもしれないけど)
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 25
陸抗は普段は厳しい顔で優しい顔したら「珍しい」と思われる/諸葛靚は普段は無表情で笑ったら「どうしたんだ……」と思われる/陳泰は仕事中は厳しい顔だけどプライベート時は普通ににこにこもする/司馬昭は常時笑顔3%くらいのふんわり加減でこれはこれで本心が読み取れない/孫晧たんは笑うと危険
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 25
施但がクーデターを起こそうと丁固と諸葛靚に使者を送ってきた際、諸葛靚はその使者をぶった斬って一蹴した。丁固の方がおそらく格上の責任者なのに、諸葛靚が。丁固は後に陸凱・丁奉とクーデターを企てたという説もあるくらいなので、孫晧をよく思っておらず、あわよくば施但に与しようとしたのでは。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 26
呉末においては、帝に忠義な人ほど愚かに見えるのである。が、現実がどうであろうと頑なに守り抜こうとする人はやはり魅力。一方現実を見て自分なりの正義を選択し、汚名を厭わず反旗を翻す人も魅力。ってことでみんな魅力的。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 26
でも陳泰は、常に充実していそうで。底辺から這い上がるような苦労を知らないからこそ何の損得もなく「こうすればもっと世は(あるいはこの国/軍/組織は)良くなる」みたいに全力で考えている。全力だけど、仕事人間というわけでもなく、友達も多く、きらきらしている……。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 26
陳泰のきらきらした情熱とお嬢さま的感性の融合が、鄧艾を若干イラっとさせるといい。でも本人はそんなことにはまるで気づかないし、実務面では気が合わなくもないので、ビジネスライクなおつきあい。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 26
ところで留平と諸葛靚って接点持つ可能性あるのかな。留平から見ると諸葛靚って父の仇じゃない。他にも呉末で諸葛誕の配下に討たれた人の身内って結構いるんじゃない? 直に斬られたとかじゃなくても。あなたは炎ちゃんを仇というんだから、あなたもいろんな人の仇では! 良い……。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 27
諸葛靚は、雅で才望があって云々ということで、孤独なイメージでもないんだけど。でもその後に諸葛誕の乱の話が出てくるから、これはあくまで魏での評価で、呉ではむしろ「余所者が高位につきやがって」くらいに疎まれていたかもしれないじゃない。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 27
張悌も実力成り上がりっぽいから、後ろ盾のない者同士、案外仲良かったりするかな。張悌はちょっと天然だからコミュニケーションに多大なズレが生じていても気づかない、それに対し諸葛靚は「まあこういう人だしな」で片付ける、一見仲良さそうなんだけど全くわかりあえていないような関係を希望。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 27
魏→晋の禅譲が司馬昭の代じゃなかったのは、成り行きだろうけど、妄想的には美味しいポイントだと思える。悪いことではないけれど、と思いながらとうとう繰り越したまま倒れてしまった感。そして炎ちゃん世代にとっては純粋に、何も悪いことではなくむしろ正義。けど司馬昭の正義には揺らぎがある。
— 羊子 (@htjk) 2014, 4月 29